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2008-09-08 16:15 |
たとえばの話
たとえば愛し愛されることが人の生きる意味なのだとしたら、僕はもはや半分死んでいるのかもしれない。
僕を通して愛しい人を思い出す彼は、僕を愛しているといいながらうわのそら。
僕はと言えば、彼を愛していたつもりが今ではただ嫉妬と失望と性欲だけが渦を巻いて、その黒いものに飲み込まれてしまった。
愛してもいない。愛されてもいない。
何も産み出さない。
僕を愛してくれていた家族を自ら振り払ってたどり着いた小さな部屋で、僕はただ息をし、食べ、眠る。
からだを重ねて、鼓動を打って、それだけに意識を傾ける。
いつか終わることを待ちわびながら、恋愛ごっこに時間を費やす。

あぁ、そうなのだ。
僕の命のタイムリミットは、彼があの子を取り戻すまで。


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エドリヒ、というかリヒが一人で静かに崩壊していくのが…
映画版の醍醐味です…
あはははは…
私、鬼畜だな…。
2007-04-30 23:17 | SHORTSTORY | Comment(2) | Trackback(0)
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